現在7月末の今日、新型コロナ感染者の数はこれまでの最高数を更新し、一向に収束の兆しが認められない。このようなコロナ感染拡大阻止対応の失敗の原因は内閣官房が主導での新型コロナ感染対策本部の行政の誤りであることは明白です。だぶついた官僚の溜まり場的な内閣官房の素人的感覚で全国的対策を仕切ってきたことは誰が考えても無謀なことである。国立感染症研究所が中心となり公衆衛生の専門家などが学術的な手順に沿った感染拡大予防対策を考え、国はその対策を実施して行くための行政を行うべきであった。この内閣官房の長である菅官房長官はGO-TOトラベルキャンペーンは感染拡大の原因ではないとか現在の医療体制は十分余裕があり心配ないなどの発言を繰り返しているが、失政を認め直ちに退陣しなければならない。
またここまで内閣官房の独走を許してきたことに対しての国会議員たちの無能さも追及されなくてはならない。駆け引きのみで国会議員になった二世、三世議員及び職業政治家は国民に我慢を強いるような対策には顔を見せない。国民のためにではなく、自分にとって有利なポジションを得るために役人に擦り寄って来たため、役人を監視する機能を果たせなくなっている。結果として国民が選んだのではない役人の暴走を止めることはできないのであろう。いつも言われているようにこのような国会議員を選んだ国民の責任に戻ってきてしまうのだが。