コロナ感染は第1波から現在は5波を迎える方向で広がっていると言われています。
行政とかマスコミでは、悪性度を増したコロナウイルス自身が勝手に広がって感染を広げているような感じの報道を行っています。何故ウイルスを増やしそれを他の人に移して広げているのは人間である、ことをしっかりと国民が認識するように説明することを避けているのでしょうか。内閣官房が国民を信じないで、国民の日常活動を行政がコントロールして感染拡大を抑えようとしてきた施策の失敗だったのです。これが現在の官僚主導での国民管理形態の破綻なのです。この時点でも行政は自分たちのやり方が失敗であったということを認めず緊急事態宣言を延長し、根拠が薄い国民への生活の自粛とか商店の時短営業とかレストランの酒類の提供禁止などの指示を行い、ことごとく失敗しています。
国民自身が感染予防のための対応を十分に行わなければ、いくら行政が国民生活を管理して国民生活を制限していても感染を抑えることはできず、結果としていつまで経ってもコロナが収束する事は無いのです。
第5波の時期に入ってという事は行政の施策がそれだけ失敗してきたことを意味しているのです。
アメリカ、イギリスなどでは国民自身の判断を重視しての対処により、社会活動を破壊せずにコロナを収束させるための国が行うべき事なのでしょう。
日本では行政が国民を愚民扱いし、知識のない行政担当者による国民管理制度を崩さなければならない時期である。
中国杜甫の詩に、「国破れて山河あり 城春にして草木ふかし・・・・」という有名な詩があるが、このコロナ騒動が収束しても社会構造が崩壊してしまっていれば春は来ないのではないか。