中国の「千人計画」という戦略   

先日の読売新聞の1面トップに技術狙う中国「千人計画」という記事があった。

中国政府が世界各国から有能な研究者を招き大きな研究費を注ぎ込み最先端の研究を推進しているという内容である。このような取り組みは国家が推進し、多くの企業でも同様な取り組みをしている。

私はこの数年間、頻回に中国各地に行っている。主として医療関係の活動であるが、特に最近病院とか老人施設作りを計画している有名企業の社長、幹部の方達との接触が増えている。中国の人のものの考え方を理解していないと日本がとんでもないことになるだろうなと心配もしている。

特に日本の政治家がもっと中国に行き中国人のものの考え方を知るべきであると思っている。

今回の記事内容も以前から分かっていたことであり、知り合いの研究者に、頭脳流失ではないのかと迫ったことがあった。しかし日本では多くの制限があり自由な研究ができないことがおおくなっているが、中国では待遇も良く研究費そして多くの若手研究者も用意してくれるとのこと。また研究者は自分の研究を進められるのであればどこにでも行きますよ仕方ないでしょと話している。

また日本政府は我々を日本の頭脳とは思っていませんよ、国として研究者を育てようという考えはないでしょう。日本は定年すぎると学者、研究者ともにポジションが無くなり研究活動ができなくなるのです、とのこと。

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