安倍元総理の国葬を機に考えるべきこと

安倍元総理の国葬を反対する一部の日本人が居られることを同じ日本人としてとても残念な気持ちである。税金の無駄使いだとして野党の中には反対意見も聞かれるが、同じ日本人の総理として長い間、国際的な活動も続けて来られた総理に対する哀悼の心はないのだろうか。無駄使いは防がなければならないが、日本国として今回の国葬に要する費用が日本の財政に響くほどのものではない。この国民あげての葬儀を通して世界の人に日本国民の心を感じて頂ける良い機会でもあるのだと思う。
現在の日本国で国葬として世界から要人の参列を迎えることができる政治家が他に居られるだろうか。日本政府としては弔い外交というべきではないが、この機会に日本の存在感を上げるためにも国連と共同歩調をとり、ウクライナ・ロシア戦争の一時休戦を実現しようというような呼びかけをするような政治家はいないのだろうか。国としてはプーチン大統領の入国は許可しないと言った話があるようだが大人の国家としての振る舞いが出来ないのだろうか。情けない気持ちである。