加害者に苦言を 

NHK総合の夕方7時前頃に「Stop 詐欺被害!私たちはだまされない」という2-3分の放送をやっています。毎回詐欺被害の実例を紹介し、気を付けて騙されないようにしましょうと注意を喚起しています。最近は被害者になる前に未然に対応し犯人が検挙された例も増えてきている感じもする。被害者にならないように日頃から注意することは必要であるが、加害者も同じ日本の国民であるので、一言苦言を言って欲しいのです。

加害者側は次々と新しい騙しの手口を考え、何人かのグループで筋書きのある寸劇風である。そして色々な役割の人間が関与しており、その中に若い人が小遣い稼ぎにやっているような事例もあると言われている。

被害者は老人の方が多いようであり、長年かけて将来のために積んできたお金を取られてしまい、お気の毒と言っては居られない。これらの老人の優しさに漬け込んだ行為は同じ日本人として特に若い人が大きな罪の感覚がないままに一員として使われていることは何とかして辞めさせなければならない。

「被害に遭われた優しいお年寄りのことを考え、もうこんな詐欺グループから早く抜けましょう。日本人として恥ずかしい行為ですよ。」のような内容の加害者に向けた苦言を呈することができないものだろうか。

NHK側としては直ぐに寄せられるクレイムを回避するためには無難に済ませておこうとすることなのであろうが、そんなものは無視すれば良い。賛成意見の視聴者の方が多いことと信じたい。

どんな理由があろうとも犯罪行為であることを認識させることが必要なのです。