政治家の口汚い言葉 差別発言 不適切言葉用語 ヘイト発言など

先日来トランプ政権のスタッフであるイーロン・マスク氏の発言が取り上げられている。「政府効率化省」の長としての発言だろうが、米連邦政府職員の大量解雇について「彼らは雑草であり根っこから絶つ必要がある」と述べていた。

この演説をトランプ大統領も側で聞いており承知の上での発言である。これまでに起業家として政府職員の対応に憤懣が積もっていたのであろうが現在のアメリカトランプ政権の幹部として口汚い言葉には不快の念を持った。アメリカ人がこのような人種になってしまうのではないかと懸念材料である。

日本でも霞ヶ関の官僚の整理などは、どの政権でも実現出来ないのでトランプの思い切った改革には賛成ではあるのです。アメリカでの調査でイーロン・マスク氏への支持率が下がっているそうであり、アメリカでも決して汚い言葉は良しとしないのだろう。

そのすぐ後に今後は島根県の丸山達也知事が政府の高額医療費の上限額引き上げに反対として「生存権の侵害、国家的な殺人未遂」との発言があった。マスコミ受けすることを目論んでの言葉なのだろうが、行政のトップに立つ人が使う言葉ではない。喜んだマスコミはニュースの見出しに使うのです。そしてSNSでも広く拡散されるのです。一般の国民も平気でこのような言葉を使うようになってゆくのでしょう。知事自身は反省はしていないのであろうが、県民はこのような言葉を日常で使うことがないように願う。

同じような話では2016年の流行語大賞を受賞して喜んでいた山尾志桜里議員(愛知7区、当選3回)の「日本死ね」がある。自身が考え着いた言葉ではないのであるようだが、マスコミ報道とSNSでの拡散で流行語となったそうである。しかしその後、色々の不祥事が明らかとなり結局議員を辞めることになった。

国会議員の発言としては特に予算委員会などでの野党の女性議員の発言には呆れてしまう不適切な言葉が多い。人を馬鹿にし、無能力呼ばわりし軽蔑したような言葉、などを平気で使っているのだ。

答弁側の閣僚の面々、関係省庁の官僚も我慢して対応しているのには驚かされる。(議長が注意した場面があったが大変に気持ちが良かった)「そのような失礼な言い方はなんですか!」と言って叱り飛ばしても良いのではないかと思ってしまうが、前もって話し合いが着いているのかもしれない。それまでに女性議員が受けてきた差別扱いに対する報復という話もあるが、その発言をすることで党幹部からのご褒美が用意されているという話も聞く。国会議員としては人格、振る舞い、言葉使いなども国民の代表としての立場を意識してほしい。

国会議員の紹介記事には必ず選出選挙区を示すべきだと以前からおもっている。どんな議員でも何万票を獲得して議員になったのである。尊敬はしなくともそれなりに尊重はしなくてはならないのだが、こういう人をあなた方は選んだのですよと選挙民に言うために。